2023年3月27日

Hello Goodbye みなとみらい第382回英語スピーチ例会

You say Yes,  I say No










桜が咲く中でやってきた花冷えの一日、波止場会館の一室で笑顔いっぱいの拍手が鳴り響きました。みなとみらいトーストマスターズクラブの第382回英語スピーチ例会です。



















本日の総合司会(TMoD)はKrさん。日本の春は別れと出会いが多い季節。そんな想いを載せたミーティングテーマを設定し、THE BEATLESの名曲 Hello, Goodbye を口ずさみながらミーティングを開始しました。本日の言葉は「Progress」。日本語では進歩、上達と訳されます。

(You say Yes, I say NoはHello, Goodbyeの冒頭の歌詞です)



















例会の最初はJoke and Tipsセッション。ベテラントーストマスターのYdさんが、英語スピーチ学習に利用できるツールとして、トーストマスターズのポッドキャストを紹介しました(*1)。スピーチの世界大会を勝ち抜いたチャンピオンや、米国にあるトーストマスターズ本部の役員が、音声でプレゼンテーションのコツや、より良いスピーカーになるために思うことを語っているそうです。これらのコンテンツは会員登録しなくても聴くことができます。ブログ下方にURL(*1)を載せておきます。

































続いて行うのはTable Topicsセッション、即興スピーチの対応力を鍛えるパートです。本日のパート担当司会者はみなとみらいのエンターテイナーSjさん。幸せの源泉から宇宙の暮らしまで、多彩なトピックを放り込み、回答者は四苦八苦しながら即興スピーチを披露しました。






支え合って煩悩から脱却し、言葉で伝えて幸せになろう

例会のメインイベントは準備スピーチ。本日のスピーカーは、短期集中さん、つばいしゅたいんさん、煩悩族さん、巻き気味さんの4名です。




















日本を熱狂の渦に巻き込んだWorld Baseball Classic(略称WBC)。短期集中さんはこれまでも野球に関心はありつつも選手の名前を覚えるほどの興味はなかったそうですが、今年のWBCに夢中になった一人です。出場選手の名前を覚え、準決勝の最終回でおきたドラマを語り、舞台に立つのが一人であっても、そこには仲間との強い思いの共有がある。野球でも、トーストマスターズ活動でも、お互いが助け合うことが大事だと熱く語り、会場を熱狂の渦に巻き込んでいきました。























つばいしゅたいんさんは「相対性理論」の威光を笠に着て、時間の伸縮性に関する理論を発表しました。お腹が痛い時にトイレを待つ時間は長く感じられ、楽しい時間はあっという間に過ぎていく、つまり時間には伸縮性があると説きます。彼曰く、その時間の伸縮性は、幸福感、熱中度合い、ゴールまでの長さによってもたらされるとのこと。なお仮説検証に用いたインタビューの内容は全て本人の経験談らしいです。
























煩悩族さんは学園祭に遊びに行った際に自らに向き合った経験を語りました。とてもとても期待していたことなのに、突然それがダメになってしまった、彼女は学園祭でそれに直面します。その出来事の前後はまさに天国と地獄。しかし彼女がその会場を出ると、外にはこれから同じ経験をする者たちの長い列ができていたそうです。それは人が持つ煩悩を象徴する光景と感じました。























巻き気味さんは2年前のコンテストスピーチを再度披露してくれました。というのも、今年のコンテストスピーチは、このスピーチの延長上にあるそうです。そのことを知った会員から再演のリクエストがあり、快く引き受けてくださいました。ある日突然、大切な人と会話をできなくなる。言いたかった言葉たちが溢れ出てきたのは、その大切な人が天に召されてからでした。伝えたいことを言葉にすること、勇気を持って行動することを伝える素晴らしいスピーチでした。




























スピーチのあとは論評セッションです。本日の総合論評者はMzさん、初めてとは思えない堂々たる姿勢で論評セッションを仕切ります。4名の論評者がそれぞれのスピーチの良いところ、改善点を3分程度のスピーチでフィードバックし、文法担当者から言葉遣いや発音の良いところ、改善点をフィードバック、そして総合論評者が例会全体を通して各ロール担当者や、会員全体にフィードバックを提供しました。






















本日のベストテーブルトピックスピーカーはゲストさん、ベスト論評者はOsさん、ベストスピーカーはAdさんです。おめでとうございます。





















ゲストさん、みなとみらいトーストマスターズクラブの例会に遊びにきてください!


みなとみらいの現会長(President)はとても勉強熱心です。彼は先日、会員向けに1通のメールを発信しました。彼は学びは「自分で学習する」ことから始まると主張します。読む、話す、聞く、書く、そして語彙を増やす。こうした機会を意識的に増やすことから、学びは広がっていくそうです。私は三日坊主が三ヶ月坊主になると、勉強ってどうすればいいんだっけ?を忘れてしまいます。シンプルに読む、話す、聞く、書く、語彙を増やすと考えると、何かきっかけを掴みやすいと感じます。

横浜市のみなとみらい、関内、桜木町周辺で活動しているみなとみらいトーストマスターズクラブは英語スピーチを楽しく練習し、話し方、プレゼンテーション、リーダーシップを学ぶことができる場です。毎月第二、第四土曜日の14:00〜16:00に例会を行っています。幅広い年齢層、英語レベルのメンバーと一緒に楽しく学ぶ場を覗いてみませんか?
私たちはいつでもゲスト様をお待ちしております。
ぜひ問い合わせフォームから連絡をいただければ幸いです。

次回の会場は例会の1週間前を目処にブログにてお知らせいたします。
コロナ禍はZoomを併用して例会を行っていますので、Zoom参加も可能です。

ご参加の前に例会の流れを知りたい方は「活動内容(例会の進行・流れ)」をご覧ください。また例会における役割(ロール)は「トーストマスターズクラブのロールについて」でご覧いただけます。

皆様とお会いできるのを楽しみにしています!


今日の独り言

久しぶりに上野の国立西洋美術館へ行きました。常設展の観覧料は500円。このお値段でこんなにたくさんの作品を鑑賞できるものかと、訪れる度に感激しています。こう書くといかにも詳しそうですが、美術に関しては全くの素人で、もともと美術は大の苦手分野だし、作家さんの名前も大して知りません。30代の頃に読んだ本で美術に親しむことを勧められ、試しに行ってみて、いくつか美術館を回り、国立西洋美術館が気に入ったという経緯です。何度か通ってわかってきたのは、印象に残る作品は変化するということです。きっと自分の状態によって、心に染み入る作品が変わってくるのでしょう。






















例会後の一コマ




*1 Toastmasters podcasts
トーストマスターズ本部のページです。
https://www.toastmasters.org/resources/news-and-announcements/podcasts













Share: