2022年10月10日

In-house Rookie Contest みなとみらい第371回英語スピーチ例会

ねこか、りんごか、いざ勝負!


急に涼しくなりました。みなさまお元気ですか?Masaです。

今日のみなとみらいの例会は、クラブ内の新人戦、および論評コンテストの代表者選抜を行いました。本大会に合わせてオンラインの開催です。クラブ内選考会とはいえ、普段の例会とは異なる独特の雰囲気。コンテスタントの緊張感が伝わり、いつもより空気が張り詰めています。

緊張を和らげるために、コンテストの舞台裏、事前ブリーフィングの状況を中継しましょう。
審査員長はおもむろに一枚の絵を出します。
「さて、この中から好きなものを選んで下さい。早い者勝ちです。」
「うー、くま!」「では私はねこ」「残ったぶたで」
「はい、くまさんは、あー、トップバッターですね。」
こうして論評代表者のスピーチ順がきまりました。

コンテストの主役、新人戦はどうなっているのか。
コンテストチェアが問いかけます。
「りんごとぶどう、どーちっ?」
「ぶ、ぶどうで」「じゃあ、わたしはりんご」
「あみだくじー、あみだくじー、あー、ぶどうさんが最初ですねー」
こちらも和やかに順序が決まったようです。

妥協しないぞ♪、コンテスト準備



本日のコンテストを取り仕切るコンテストチェアーはポジティブTyphoonさん。
あみだくじモードはどこへやら、厳かに力強くクラブ内コンテストの開始を宣言します。
コンテストの審査委員長は深夜お絵描き族さん。
この二人は今日のコンテストを楽しくするために、毎日、毎日、ご自身の仕事が終わった後に、おそくまで準備を進めてくれました。

コンテストの準備作業は多岐にわたります。コンテストの日程調整、コンテスタントの募集、審査員やスタッフのアサイン、アジェンダの作成、進行スクリプトの作成、Zoomオペレーションの確認・依頼、参加賞や表彰状の手配などなどなどなど。

コンテストを楽しく充実したものにするために、手を抜かず、一歩でも良いものを作ろうとして準備をしてくれた彼らに頭が上がりません。この場を借りてありがとうを伝えます!


静と動の対照的なメッセージの発信方法




新人戦一人目のスピーカーは、静御前さん。海外留学時代のご経験を語ってくれました。二人目のスピーカーは、活動写真さん。育児を通して自分を見つめる物語を語ってくれました。
これら2つのスピーチ、甲乙をつけ難い面白い内容だったのですが、さらに面白かったのがメッセージの発信方法の違いです。静御前さんは席に座り、カメラをじっと見て、静かな印象ながら聴衆の鼓膜に打ち込むようにメッセージを発信していきます。登場人物のプロフィールが具体的で、あたかも自分が対面しているような描写です。彼女が直面したシーンを思い浮かべ、彼女が衝撃を受けた出来事に共感し、話が終わる頃には例え今は成果がでていなくても頑張り続けることを応援してもらったように感じました。
一方で活動写真さんはカメラの前に立ち、登場人物によって身体の向きを入れ替えたり、声色を変えたり、行動を身振り手振りを加えながら説明したり、ダイナミックに動きます。ユーモアを加えながら、人生で向き合ってきた問題について語り、ありのままを受け入れることの大切さを教えてくれました。


それぞれの視点から一つのスピーチに斬り込む




私にとって論評コンテストの選考会は初めての経験です。一つのスピーチを、3名の論評者がそれぞれの視点で良いところや、改善余地がある点を炙り出していきます。論評を聞いていると、言葉や表現の受け取り方には人それぞれの見方があることがわかります。こうした人それぞれのフィルターを聞くこと、知ることは、自分が持つフィルターの偏りに気づくきっかけになったり、「なるほど」と思う新たな視点の発見になったり面白いものです。また他者に対して、どのようにフィードバックを提供すると建設的で前向きな気持ちになるのかを学ぶ機会になります。

スピーチや論評をさらに味わうインタビュー


インタビューを行うのはときめきダイナマイトさん、彼女は元々高い英語力を、英語学校に通って磨きをかけ、クラブの重要な役職の経験を通して発信力・表現力も高めてきた方です。今回のインタビューでも繰り出される質問からスピーチの内容をきめ細やかに聞き取り、理解されていることが伺えました。インタビューのやりとりはスピーチ、論評それぞれをより味わい深くしてくれました。


本日のクラブ内選考会を勝ち抜いた代表者の方、おめでとうございます。代表とならなかった方も、素晴らしいスピーチや論評を見せていただき、そしてコンテストや選考会にチャレンジする姿勢を見せてくださってありがとうございます。

また本日お忙しい中お越しいただいたゲストのみなさま、ロールをお手伝いいただいた方に厚くお礼を申し上げます。暖かなお言葉をいただいたことも嬉しかったです。おかげで私たちはコンテストを楽しく行うことができました。ご覧になってください、この会員たちの充実した表情を!













ゲストさん、みなとみらいトーストマスターズクラブの例会に遊びにきてください!

みなとみらいで一番の英語マニアの会長(President)曰く、発音の矯正方法にも色々あるそうです。Voiceコーチについたり、口を大きく使って英語を話したり、英語を読む練習を時間をかけて行ったり。日本人がネイティブのように話すことは難しいでしょう。しかしながら、適切な言葉を選んだり、意味が通じるように発音したりすることは、努力によって克服できることだと教えてくれました。こうして継続的に学び続ける姿勢や、その機会を知ることができることも、トーストマスターズ活動の魅力だと思います。

横浜市のみなとみらい、関内、桜木町周辺で活動しているみなとみらいトーストマスターズクラブは英語スピーチを楽しく練習し、話し方、プレゼンテーション、リーダーシップを学ぶことができる場です。毎月第二、第四土曜日の14:00〜16:00に例会を行っています。幅広い年齢層、英語レベルのメンバーと一緒に楽しく学ぶ場を覗いてみませんか?
私たちはいつでもゲスト様をお待ちしております。
少し勇気を出して、問い合わせフォームから連絡をいただければ幸いです。

次回の会場は例会の1週間前を目処にブログにてお知らせいたします。
コロナ禍はZoomを併用して例会を行っていますので、Zoom参加も可能です。

ご参加の前に例会の流れを知りたい方は「活動内容(例会の進行・流れ)」をご覧ください。また例会における役割(ロール)は「トーストマスターズクラブのロールについて」でご覧いただけます。

皆様とお会いできるのを楽しみにしています!


今日の独り言

私は今回の例会でITサポートの役割をいただき、Zoom機能を知る良い機会になりました。しかしそれ以上に学びになったのは、コンテストチェアと審査員長の絶妙なコンビネーションです。全く異なるタイプに見える2人が、喧々諤々やりながら一つの目標に向かって疾走する様子は、側から見ていて本当に面白かったです。
私自身もこうした活動を通して、意見の違いを調整すること、考えるだけではなく行動すること、そしてその行動を成果に結びつけていくことを学んでいる気がします。


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