Minato-Mirai TMC 411th Meeting on June 8, 2024
Meeting theme: The Art of Storytelling: Weaving Words into Magic
Word of the Day【WOD】:enthrall
<17th Anniversary/ みなとみらいTMC17周年>
Hello, everyone!! We celebrated our 17th Anniversary!! We held a short regular meeting and a special workshop to learn Roudoku/ Read alive.
こんにちは!毎年6月の初め、我々はこのクラブの誕生日を祝います。今年で17回目!
おめでとう、みなとみらいTMC!(ありがとう!)今回はスペシャル企画。通常の例会と同じくメンバーによる準備スピーチ&論評と、先生をお招きしての待ち焦がれた朗読ワークショップでした!
<President/ 会長挨拶>
Our president, ™.IW proudly announced the start of this event with a gentle smile. His flower printed shirt looked nice on him.
今期の会長であるIWさん。ブーケをまとったようなおしゃれな花柄のシャツで登壇!晴れやかな笑顔でこの記念すべき日を祝福し、開会を宣言しました。Timerも担当。
<TMOD/ 司会挨拶>
The host of the meeting was ™.KR. She set the meeting theme: The Art of Storytelling: Weaving Words into Magic. She uplifted our motivation and expectation with her magic wand. She is our beloved witch!!
前半パート(通常例会)の司会はKRさん。私たちの言葉やスピーチは、誰かを勇気づけたり、励ます力を持ちうる。そのとき、言葉には善なる魔法のパワーが宿る。「今日の学びを豊かなものにし、言葉を魔法に編み上げましょう!」と小さな杖を動かしながら説く姿は魔法学校の先生のようでした。
<Prepared Speech Session/ 準備スピーチ>
① KMさん「To be a team or alone, that is the question - 個かチームか、それが問題だ」
The 1st speaker was ™.KM. She is a professional journalist, writing articles of the social news from various perspectives. She says that she prefers working individually to collaborating in a team.
But after joining a good team two years ago, she opened a new door. She got new ideas and visions from her colleagues and they were fruitful for her. She also challenged new tasks, such as taking initiatives to lead a discussion of SDGs (Sustainable Development Goals) as a facilitator. She found the importance of “active listening” and enjoyed it.
Even now, she feels at ease in writing articles by herself but she would try team collaborating again when she had a chance. Her speech was based on the real voice/ experience of a professional and it was colorful because of her rich facial and vocal expressions.
本職のジャーナリスト/ 記者であるKMさん。社会でおきていることや物事の視点を言葉を通して世に伝えるプロ。個人で進めるリサーチ関係の記事を担当することが多かった彼女は、自分のペースで仕事を進められるのが快適で大好き。一方、チームで行うプロジェクトにはいささか苦手意識が。
でも2年前のあるとき。8人ものチーム編成でのプロジェクトに参加することに。「キャップ」というリーダーのもと、メンバーと協力して相互にアドバイスをしあうなかで記事を書くスタイルには新鮮な学びがあり、また、「SDGs (持続可能な開発目標/発展)」をテーマとした会議のファシリテーターを務めるなかでパネリストの言葉を引き出すことの面白さ、その「アクティブリスニング(傾聴)」の奥深さにも開眼したのでした。
「そうはいってもやっぱり個人での執筆のほうが好きなんですけど」と茶目っ気たっぷりな笑顔を見せつつ、チームワークでの活動もまた機会があれば挑戦してみようと思うと話してくれたKMさん。
個とチーム、それぞれの良さや好み、適性や慣れや価値観。様々なものが実体験として注ぎ込まれた表情豊かなスピーチでした。そしてタイトルの秀逸さ。ハムレットもきっと拍手を送るに違いない!
(※ “To be or not to be. That is the question.”ーシェイクスピア「ハムレット」より)
②NKさん「Future Developmentーやってみなはれ、未来開発」
The 2nd speaker was ™NK, whose smile is as bright as the summer sunshine!!
He belongs to a brewing/liquor company. Now he is working with a team of “Future Development Department.” What’s that? They develop the plans to create a brighter future 10-30 years ahead!!They set goals and visions by themselves.
He took his team to a bookstore to buy many books. It aimed to obtain knowledge of pioneers from various fields and to broaden the perspectives to see a new world. He believes that the best way to predict the future is to innovate and that what people can imagine, they/we can achieve it. He also knows that it’s important to get free from the social bias/ old customs which control us not to move forward.
He loves the power of liquor, which enriches people’s life and emotions. Even if some people say that they don’t need liquor, he believes in the value of it. He asked his audience to give him some hints and ideas. “If you have any ideas for the future, please let me/ us know. We can make it with brand new alcohol.” He was full of joy and confidence and we couldn’t help believing in his words.
真夏の太陽のように明るい爽やかな笑顔(CMに出られそうなほどビールが似合う!)、浮き沈みのブレなく安定した「常にハイ↑↑」スーパーポジティブな男と言えば・・・NKさん☆彡
そんな彼は、今年の春、酒造を本業とする自社の中で、とある部署に社内異動しました。その名も「未来事業開発部!」何をするところなんや!? そこは10年~30年というスパンで明るい未来を創る場所!しかし、具体的な達成目標/予算や目に見えたゴールがない、自分で仕事を作り出し進めていくというミッションだそう。なかなかハードルが高い。
彼はチームのメンバーを率いて、パイオニアが歩んだ道を知ることからスタートします。向かった先は本屋さん!普段読まない分野の本を手に取り、イマジネーションのゾーンを広げようとチームの背中を押すリーダーNKさん。
未来を占う最適解はイノベーション(革新)を起こすこと!人が想像しうることは成し遂げられる。そのためにも、自らを磨き、新しい挑戦をし、社会が当然とする様々なバイアス(偏見や先入観)を除いていこうという。
まだ彼の挑戦は始まったばかり。スピーチの締めにこよなく愛するお酒への想いを語ります。「アルコールは要らないという人もいる。でもそこには人間の喜怒哀楽があるのだ」と。お酒を介した社交の場が、彼は心底好きなのだと全身から伝わってくるようでした。そして言います。「未来へのアイデア、聞かせてください。我々がアルコールを通して形にしてみせます」おおおっ!お酒を飲まない人でさえ、酔いたくなるようなスピーチでした。
<Speech Evaluation Session/ 論評スピーチ>
Evaluators deliver their speeches to encourage the prepared speakers by appreciating their efforts and good points. They also give them suggestions to improve their speeches and delivery styles.
総合論評者のリードのもと、各論評者は担当のスピーチのどこが素晴らしかったか、どんな工夫や表現に魅力を感じたか、いい点や各スピーカーの強みを捉えて伝えました。
次に、どのような点に留意し、デリバリーするとよりよいスピーチになるか、改善点を提案しました。
スピーカーの長所や人間性をも肯定し、その挑戦の応援をするような言葉を聴いて、論評というものの素晴らしさが心に沁みるひとときでした。
<Award Presentation/ 結果発表>
☆Best Speaker ( Left/ 左) ベストスピーカー賞:NKさん
☆Best Evaluator ( Right/ 右) ベスト論評賞:ADさん
Congratulations!! おめでとうございます!!
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™.SJ passionately introduced our special guest, the workshop facilitator, Yuko Aotani!!
ゲスト紹介をしたSJさん。この記念例会企画の立役者。20年以上前の海外赴任時代。途上国支援。娯楽もない任地。楽しみは国際ニュースを見ることだった。アナウンサーの端正で美しい英語に心奪われた。その人こそ、今日ゲストにお招きした青谷優子さんその人なんです!なんという紹介でしょう!長い年月を超えて、憧れの人が我々のクラブに講師として降臨!そんな奇跡が起きたミラクル!さあ、お迎えしましょう!
Yuko Aotani : 朗読家 青谷優子 オフィシャルサイト – Storyteller Yuko Aotani Official Websit
“Storyteller, narrator, English communication specialist.
After spending 23 years as an NHK news anchor/ radio presenter (in English language programmes), Aotani now introduces Japanese literature in English as Rodoku, applying the method in presentations, reading seminars and workshops.” (ーQuoted from her HP)
NHKの国際バイリンガルアナウンサーとしてのキャリアを経て、日英の朗読家として活動、そして朗読を切り口に話し方を教えておられる青谷優子さん。イギリスの帰国子女でもあり、そのキングスイングリッシュは明瞭にして気高く美しい。さあ、ワークショップスタートです!興奮と学びへの期待で胸が高鳴ります。
①Tougue Twister
まずは英語の早口言葉! “noise, annoy, oyster” という三語が入ったものは [oi/ オィ] という音の繰り返しをリズム良く刻めるか。”whether (もしも=仮定の接続詞) /weather (天気=名詞/ 耐える=動詞)が混ざる一文は、音は同じでも品詞や意味が異なる。その内容を捉えながら言っているのか…。舌も頭もいきなりトップギアで鍛えられるウォーミングアップ!
②Listen and Compare- Read Aloud and Read Alive
青谷さんが同じ文章を読む。まずは音読。淡々と文字を音にするかのように。次に朗読。内容に意味を与えるような声の変化。文脈と声のトーンを合わせ、表情も連動させるような「伝わる」読み方を目と耳で確認する。
③Adding more meanings with your voice
「今夜の夕食って何?」「カレーだよ」「ああ、カレー」言葉だけではその喜怒哀楽はわからない。そこに意味と命を吹き込むのは話者の声と、その場の文脈。そのカレー、食べたいのか、食べたくないのか、それはなんでなのか!さあ、あなたはその隠れたる心を表現できるか!!?
④5 points for better vocalization
声での表現力を上げる鍵とは。その五つを論拠と実演をもって説明してくださいました!
⑤Connecting Sound and Meanings
言葉に「音感」と「温感」を。「軽い・重い」「石・羽」相反する言葉。日本語は象形文字で文字からそのイメージを受け取りやすいけれど、アルファベットの羅列の英単語は、字面だけではわからない。相対的なものかもしれないけれど、「軽い」は高く、「重い」は低く重量感のある響きを出せるか。理解し、想像力を、声によって映像化していこう。
⑥Read Aloud and Make a Difference- News/ Speech/ Story
Let’s practice, based on the theory and what you learned.
次!理論や頭での理解の次に、実践練習に入ります!ニュース、スピーチ、物語。それぞれに特性があるのです。
When we read【news】,conveying the “theme” to the listeners is very essential. Details follow the head part. The voice tone should be “neutral”, not adding some power balance/ speaker’s ideas and thoughts. Focus on the information and put aside yourself as a performer.
【ニュース】を読むときの心構え。まずは冒頭部分に集中して、そのテーマを聴衆にきちんと理解してもらうこと。そして話者の意見や立場がにじみでていかないように努めて公平で中立の立場で読むこと。また、情報に集中して話し手である自分を一回忘れることが肝心。
When we deliver a persuasive【speech】, don’t rush. It should be “inclusive”, using words like “we/us, to unite. Mind the sound linkage of connected words, such as climate change and fossil fuels. Pronounce them like a one word. Talk like the former president Obama. Your words will be convincing.
【スピーチ】で聴衆の心を掴みたいならば、焦らずゆっくりと語りかけること。
「私たち/ 我々の」という言葉を巧みに使って一体感を醸し出す。また、言葉の流れにも気を留めると聴きやすくなる。「気候変化」「化石燃料」といった二語だけど一つの意味を持つ言葉などは一語のように発音すると良い。「now」という言葉も、「さあ」「今こそ」など意味合いは異なる。そのシーンごとで同じ単語も読み方を変えよう。
Two members read the same【story】, Gon Fox, a Japanese folk tale.
Understanding the contents of the story helps for creating atmosphere and visualization.
It’s important to make our voice heard by the audience sitting in the very back seat.
We need to pronounce words very clearly even if we utter the words in a low voice. Move your mouth!!
メンバー2人が読んだ「ごんぎつね」という日本昔話。きつねのゴンは以前とりかえしのつかないいたずらをしたお詫びに、栗やまつたけを兵十という男にとどけていた。そうとは知らず猟銃で打ってゴンが倒れたあとに真実がわかるという切ないストーリー。
【物語】を読むとき。内容を知り理解を深めることで物語の空気感を生み出す想像力やシーンの再現力は上がる。悲しいシーンであろうとも、小さい声でぼそぼそ話すことなく、最後部の席の人にもきちんと聞こえる明瞭な発音を心がけること、また表現に緩急をつけるよう指導がなされました。
Three members took turns reading a demo speech, tips for a good presentation. They looked confident and the words sounded convincing as if they wrote the script by themselves. Bravo!!
3人で交代で既成スピーチを臨場感をもって読む/語る。リレー方式。話すときの姿勢や自分の気持ちのコンディションの整え方など、いいスピーチをするためのアドバイス満載の内容。みんなの持ち味が出ていて、自分の言葉のように説得力がありました。ブラボー!
We enjoyed the live performance of “Mujina”, a Japanese scary/ ghost story. (A ghost having a face without eyes, a nose nor a mouth.) Her vivid description was amazing and we witnessed the scenes!!!! Very scary, powerful and professional.
怪談の一つである「貉(むじな)」というお話の朗読ライブを目の前で堪能する贅沢!!!!!
(「貉」はのっぺらぼうに出会ってしまったある商人のお話です)
目の前に浮かび上がるような表現力・描写力に、目を見張り、腰をぬかしそうになりながら、感動。恐怖と驚きに息も絶え絶え、坂道を転がるように逃げてきた商人と、その他の登場人物の声色の使い分け。声の高低差や話し方のスピードの違いだけではなく、発音に喋りグセを加えたようなプロの技は圧巻でした。
Thank you for the splendid workshop!! We were fascinated.
濃密な学びとワクワク感。素晴らしいワークショップに、魅了されました。
メンバーの個性や特徴や改善点を瞬時に見抜き、的確なアドバイスで改善へと導く指導者。
その知識と技に感激・脱帽です。
当クラブの母、IMさんよる青谷さんの「青」をポイントにした手作りブーケを感謝とともに贈呈❤
<Invitaion to our club as a guest/ ゲスト参加のおさそい>
Minato-Mirai Toastmasters Club has a rich variety of members with different nationalities, age groups, professions, hobbies and so on.
We enjoy learning public speech, presentation and leadership together.
We hold our meetings 14:00-16:00 on 2nd/4th Saturdays every month.
You are always welcome. We’re looking forward to seeing you!!
Contact us: https://minatomiraitmc.blogspot.com/p/contact.html
横浜市のみなとみらい、関内、桜木町周辺で活動しているみなとみらいトーストマスターズクラブは英語スピーチを楽しく練習し、話し方、プレゼンテーション、リーダーシップを学ぶことができる場です。
毎月第二、第四土曜日の14:00〜16:00に例会を行っています。
当クラブは幅広い年代層・国籍・職業や趣味など、様々な異なるバックグラウンドを持ちながら楽しく交流を深め、ともに学んでいます☆彡
私たちはいつでもゲスト様をお待ちしております。
ぜひ問い合わせフォームに連絡をいただければ幸いです。
ご連絡・ご見学、お待ちしております。
ご参加の前に例会の流れを知りたい方は「活動内容(例会の進行・流れ)」をご覧ください。また例会における役割(ロール)は「トーストマスターズクラブのロールについて」でご覧いただけます。
皆様とお会いできるのを楽しみにしています!
<Anniversary Party/ 記念パーティ>
Cheers!! 乾杯!
Quiz!! The winners got pieces of super delicious hand-made banana cake!!! Yummy!!
クイズ大会開催!勝者は出題者MZさんご夫妻お手製の超絶品バナナケーキをゲット!
Left: Hand-made Banana cake
Right top: Premier banana chips/ Right bottom: Banana chips covered with chocolate
左:自家製絶品バナナケーキ
右上:高級バナナチップス/ 右下:バナナチップスチョコ(これも美味しい♪♪)
Anniversary dessert plate. Look at the sparks!!
アニバーサリーのデザートプレート!花火がきれいでした!
Hi, I’m Yukiko. We had a great day. Our hearts were fulfilled with joy and excitement.
MS.Yuko Aotani. We truly appreciate you for giving us such a fruitful learning and experience. Thanks to you, we can fly higher in the upcoming term, starting next July.
Dear fellow members, see you at the next meeting ♪♪
楽しかった。言葉と朗読の魔法にかかった心豊かな幸せな時間。本当に特別な一日でした。
青谷優子さん。私たちの17周年目のバースデーをこんなに色鮮やかに言葉の魔法で彩ってくださいました。この学びと喜びを糧に、また一年、みなとみらいは更なる高みを目指して羽ばたきます!
次回例会は今期最後。7月からは新年度のスタートです。いいバトンの受け渡しができますように☆彡元気にお会いしましょう!!