2023年5月28日

Diversity and Inclusion みなとみらい第386回英語スピーチ例会

The accepted four-speaker meeting










めーいちゃーーん、もうすぐ今年も5ヶ月が終わるよー。Masaです。時が過ぎゆくのは早いもの、もうすぐ暑い夏がやってきます。














みなとみらいトーストマスターズクラブは、第386回英語スピーチ例会を開催しました。本日の総合司会(TMoD)はOsさんが選んだミーティングテーマは「Diversity and Inclusion」。多様性を持ち、それを受け入れて個々の特性を活かす状態を目指す言葉です。にわか勉強によると、人は異質な状況に置かれると、能力発揮の恒常性を保つことが難しくなるそうです。これを乗り越えるには、異質をポジティブに捉えること、そして最適な解を探究することが大切とな。奥深いテーマです。












Jokes and Tipsセッションを取り仕切るのはKmさん。彼女は聴衆に聞き慣れない言葉「Chemtrail」を投げかけます。この言葉は化学を表すケミカルと、痕跡を表すトレイルを掛け合わせた造語です。似た言葉に「Contrail(飛行機雲)」があります。これは飛行機のエンジンの排気ガスに含まれる水蒸気が上空で凍ったものです。ここに「実は排気ガスには有害な化学物質が含まれていて、これが空気中に残留しているのではないか?」という疑念が生まれ、Chemtrailという言葉が生まれたそう。科学者や政府機関が「そんなことはありません」と説明するものの、なかなか疑念は消えない様子。事実を確認して判断する重要性を教えてくれる話でした。
















続いてTable Topicsセッション、即興スピーチを鍛えるパートです。今日はアサインされているメンバーが例会に間に合わず、急遽Osさんがピンチヒッターを務めてくれました。Osさんはミーティングテーマに沿ってDiversityが実現されているところはどこ?、あなたがこれまで受け入れ難いと思ったことは何?という質問を繰り出します。その場で指名された参加者は、質問の回答を考えてその場でスピーチを披露しました。









白菜と菜の花の良いところを引き出して深呼吸して楽しむ


例会のメインイベントの準備スピーチ、本日のスピーカーは幸せの黄色さん、7階さん、ビックディールさん、たちかまどさんの4名です。



















幸せの黄色さんは本日準備スピーチのデビューです。ご自身の名前の由来と、名前に関する出来事をスピーチにしてくれました。彼女の名前の由来は花、都会暮らしの彼女はその花を見たことがなかったそうです。出会いは中学生時代にやってきます。ミニ農園で野菜を育てることになり、じゃがいも、白菜、いちごなどを植えました。春休みを経て畑を見にいくと、なんと白菜からにょきにょきと茎が伸び、黄色い花がきれいに咲いていたそうです。彼女は初めてのスピーチで私の白菜観を見事に覆しました(笑)。























7階さんはまだ小さなお子さんとお出かけしたときの出来事を話してくれました。元気よく走り出したお子さんはエレベーターに飛び乗り、開けるボタンを押そうとして、閉めるボタンを押してしまったようです。親子を引き裂くエレベーターの扉、母は彼が乗ったエレベータが止まった階に急ぎますが、愛息子の姿は既にそこに在りません。心臓はドキドキ、頭は真っ白、人はパニックになると、良い考えが浮かばぬものですね。そんな時に私たちができる最善のことは深呼吸。たっぷり酸素を取り込んで、少し落ち着いた頭で考え始めると、突破口を見つけられるかもしれません。なおこの後彼女は無事にお子さんに会えたそうです。よかったよかった😊


























ビックディールさんはトーストマスターズクラブでお世話になったメンターさんについて語ってくれました。彼のメンターはいつも「心配ないよビックディールさん、それは小さなことですから!」と言って、彼を励ましてくれたそうです。波のように繰り返す決め台詞と大きな演技に聴衆も思わず笑ってしまいます。ユーモラスなスピーチの中に、ありのままのプロテジェ(注:メンターを受ける人のこと、別名メンティー)を受け止めるメンターの在り方を学ばせていただきました。



















たちかまどさんはみなとみらいTMCで取り組んだBBQプロジェクトについてスピーチしました。仕事ができると同時に弁が立つメンバーをどうやってまとめるか考えたり、BBQ当日に起きたハプニングで自身の英語力の未熟さを感じたり、なかなか苦労されたようです。それでも美味しい料理を楽しみ、参加者が笑顔になったことは、このプロジェクトの成果だったと感じました。





























小休憩後は総合論評者のOgさんがフィードバック(論評)セッションを取り仕切ります。4名の論評者がそれぞれスピーチの良かったこと、もし改善するならこんなところではないかをフィードバックします。その後は文法担当が会を通して良かった表現、改善したいことを提言し、Ogさんが例会を支えたロールテイカー一人一人にフィードバックを提供しました。


























本日のベストテーブルトピックスピーカーはゲストさん、ベスト論評者はAdさん、ベストスピーカーはSjさんです。おめでとうございます。















例会を支えてくれてありがとう!















乾杯!










ゲストさん、みなとみらいトーストマスターズクラブの例会に遊びにきてください!

みなとみらいの現会長(President)は暖かさと厳しさを兼ね備えています。彼とコミュニケーションしていると、大人とは何か、自分とは何か、自他を分けるものは何かを否応なしに考えされられます。ところがご本人は「私はえーかげんな人間です」とおっしゃって泰然とされています。まったくもって興味深い方です。

横浜市のみなとみらい、関内、桜木町周辺で活動しているみなとみらいトーストマスターズクラブは英語スピーチを楽しく練習し、話し方、プレゼンテーション、リーダーシップを学ぶことができる場です。毎月第二、第四土曜日の14:00〜16:00に例会を行っています。幅広い年齢層、英語レベルのメンバーと一緒に楽しく学ぶ場を覗いてみませんか?
私たちはいつでもゲスト様をお待ちしております。
ぜひ問い合わせフォームから連絡をいただければ幸いです。

次回の会場は例会の1週間前を目処にブログにてお知らせいたします。

ご参加の前に例会の流れを知りたい方は「活動内容(例会の進行・流れ)」をご覧ください。また例会における役割(ロール)は「トーストマスターズクラブのロールについて」でご覧いただけます。

皆様とお会いできるのを楽しみにしています!




今日の独り言

最近「ブースター効果」という言葉を知りました。一度作られた免疫機能が、ふたたび病原体などの抗原に接触することで、さらに免疫機能が高まることをいいます。わかりやすい例は二度目のワクチン。一度目にできた抗体をさらに強化して、病原菌と戦えるレベルに高めます。
人は精神的にもブースター効果に似た側面があるそうです。一度習得したスキルがある前提で、さらに難易度が高い場面に直面したときに、ブースター効果によってそれを乗り越えようとするそうです。
学習も同じことが言えるのかもしれません。変わりゆく世の中で自分を輝かせていくために、学習を続けてブースター効果を得られると心強いですね。がんばろーっと。























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